ことばを介さずにつながるというか、共振するっていうのは、僕はすごく好きなんですけれど、一方で継続的な関係においては、ことばを尽くすことの重大さをひしひしと感じます。
僕は、感情が激しく動いたり想いがどんどんあふれるタイプでは全くないので、じーっくり待つことによって、ほんとうのことばが浮かび上がってくる。
そういうことばを発している時、僕は僕自身でいられる。
さて経験上というか、僕の観察では、想いがどんどん溢れてくるタイプの人は、その想いに自分のことばが追いつかなくて、苦労されている人が多い。
特にその、追いつかなさがありながらも溢れる想いに、ピッタリじゃないことばをたくさん繰り出して、
→ それで返って相手から誤解されたり煙たがられたりして、
→ だからことばって嫌なんだよって思って
→ これらが痛すぎてことばを磨くのもやりたくない!ってなっちゃう
→ そしてまた不正確なことばを繰り出しては望まない現実を引き寄せる
みたいなパターンはよく見かけます。
本人に起こっているのはこういう感じのことなんだけれど、はたから見ると、あんなにたくさん喋ってるんだから、言いたいこと言ってるだろうなって見えちゃうところも不幸な巡り合わせになるというか。
この感じに思い当たる人は、じっくり丁寧に自分の感覚・感情にぴったりのことばを見つけるトレーニングを、毎日の筋トレやジョギングのようにやることをこころからお勧めしたい。
それだけで人生が激変して、ものすごく楽に幸せになっちゃう人がけっこういます。
それだけで、って言っても、「シンプルだけれど簡単じゃない」とは思うんだけれどね。
それでも得られるリターンは巨大にありますよ。
まさに、私は「想いに自分のことばが追いつかず、誤解を招く」タイプだと感じました。
「自分の感覚・感情にぴったりのことばを見つけるトレーニング」についてアドバイスを頂けると幸いです。