僕がよく耳にする相談の一つに、
「深いパートナーシップを求めているけれど、今の夫(妻)のことはもはや好きなのかよくわからない。ほんとうに好きな人と関係を深めたい。別の人を探した方がいいのでしょうか。」
みたいなものがあります。
GFLのことを知っていくと、これを実践したら関係性が深まるってことはわかる。
わかったけど、その相手はすでに愛が冷めているこの人でいいのか。
みたいなパターンもあります。
興味深いお題ですよね。どう思いますか?
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まず重要なポイントがあるとするなら。
ほとんどの人は恋に落ちた時には「この人だ!」って思っちゃうということ。
そして恋が冷めたら、「この人じゃなかったかも」と思っちゃうということです。
言い換えると、次に出会った「この人だ!」って思った感覚は、それ自体はたいして当てにならないということ。
それよりは、通常なら恋が冷めていくであろう期間を超えて、好きになり合っていけるかどうか、そういう関係を築けるかどうか、がほんとうの問題だと思われます。
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さて今実際にパートナーがいて、そのパートナーのことはもはや好きかどうかよくわからない、という場合。(そして、あなたは深いパートナーシップを求めている場合ね)
僕のおすすめを言っていいなら、今の人との関係に取り組むことです。
結果的に今の人と深いパートナーシップを築けたら幸運だし、結果的に別の人と深いパートナーシップを築くことになったら、それも全然アリ。
あなたが、あなたの望む深い関係性を得ることがなにしろ一番重要なんだからそれでいい。
でもなぜ今の人との関係に取り組むことがおすすめなのかといえば2つあって。
ほとんどの場合、まだまだチャンスがあるから、というのと、今の相手と始めたなら、それは次の人が現れたとしても役立つ経験値になるからです。
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GFLではそんなときに、どうしたらお互いの「好き」が回復するのか、三種類の入り口があると捉えています。
今日は一つだけ紹介するとすると。
それは自分の真実の気持ちをこころをひらいて明かしてみるということ。
感謝とか喜びとか応援とかポジティブなものでもいいし、逆に痛みや悲しみのようなネガティブと呼ばれるものでもいい。
それを、相手としっかり共にありながら、こころを開いて伝えてみる。
できるだけ防衛的にならずに、自分のコンディションを整えてから。
いえないことが増えてくるほど、相手に対してこころは閉じてきて、関係が冷え込んでいきます。
その歴史が長くあったはず。
特にネガティブと言われている気持ちの明かし方を知らないと、ほとんどのカップルで「言っても無駄だ」「あの人はこういう話は通じない」という絶望と共に関係が冷え込んでいきます。
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これはもうね、誰もこのこと教えてくれた人はいないだろうから、あなたは悪くないし、相手も悪くないんですよ。
でもあなたは深い関係性を持ちたいと願ってしまっているのなら、その望みを叶えてあげていい。
その望みは、間違いなく、叶っていい。
具体的なやり方のコツとか、どういうところで諦めてしまうのか、どうしたら希望を取り戻せるのか、というのはノウハウがありますが、それはまた別の機会に。
GFLの半年講座でもこうしたことをお伝えしているので、興味がある方はぜひ開催中の特別セミナー&説明会にいらしてくださいね。
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