アナスタシアの8巻の下「愛のならわし」には、人の誕生のプロセスで何が重要かという話がいろんな角度から書かれています。父親の役割とかも含めて。
先日この話を桂子さんとしていたときのできごと。
そのとき読んでいたのは、母親が分娩の時に、陣痛の苦痛を嫌がったり恐れたりするのではなく、
「両親が呼びかける声と分娩時に感じる圧迫と愛撫の感覚があれば、それが外の世界への召集の 合図となって、子どもは未知の世界を知ろうと自分の意志で生まれ出ようとする。この「自分の意志で生まれてくる」 ということに、はかり知れないほど重要な意味があるの。このようにして生まれた子どもには、 創造主からの情報がすべて保存されているからよ。 」
というはなし。
「一方、母親が陣痛に怯えると、胎内の赤ん坊にもそれが伝わる。母親が陣痛を感じて自分のことばかり考えてしまうと、赤ん坊の精神的苦痛は倍増するの。 赤ん坊は自分が見放されたように感じ、また何よりも、自分が無力で無防備であると感じてしまう。」
「この気持ちは有害で、本人に一生つきまとっていく。 そして赤ん坊は今感じているこの気持ちと矛盾する神羅万象の情報を、誤った情報として消去してしまう。こうして赤ん坊は突如として、自分を森羅万象の主権を持つ物ではなく、なんらかの勢力に支配された卑小で虚しい存在であると認識するの。」
「赤ん坊の肉体は誕生するけれど、魂の主権者、 そして善なる創造者は誕生しない。 成長しても 神の資質を持った存在になることはなく、 反対に神とは 異なる本質の奴隷となるだけ。」
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つまり現代のほとんどの人間は、生まれた時から神なるものとしての資質を放棄(?)して、奴隷になってしまっている。 というわけ。
うおおお、なるほど〜〜〜〜、と思ったよね。
いつもいってることだけれど、これは母親を責める話じゃないんだよ。
この時代と文化の中にあって、ここに描かれた理想的な出産ができるチャンスなんてほとんどない。
お母さんたちを責める必要は全くないし、責めるべき理由も全くない。でも僕らは胸を痛めていい。
言われてみたらそれはそうだ。だけどそうじゃない可能性なんて、長い間ほんと知らなかった。
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ところがですよ。
妻があーちゃんを生んだとき、彼女はほとんど痛みを感じることなく、そして恐怖を感じることも全くなく、意識はずっとあーちゃんとともに在ったの。
それまでのGFLの取り組みがあって、ヒプノ赤ちゃんという別の強力なサポートもあって、それが実現した。
そのことの偉大さと意義深さを、この本の記述によって、別の角度からもっと知ることになったわけ。
桂子さん、ほんとうによくやった。あーちゃんに最高の贈り物をあげられた。
それで二人で「ほんとうによかったねえ」って話していました。
そしたらね、あーちゃんがこのときに限って別のカードを持って僕に渡しました。
それが、「Hello from Heaven 天国よりこんにちは」っていうカード。
すごくないですか。いきなり持ってきたの。 (ま、カードの意味としては亡くなった人からのメッセージらしいんだけれど、そこは突っ込まないで 笑)
このとき以外はひたすら、前回書いた「インディゴ&クリスタルチルドレン」をいまでも毎日何回も僕に届けてるんだけれど。
この時だけは、「天国よりこんにちは」でした。
あーちゃんの神なる資質をできるだけ壊さずにいてあげたいなあ。
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