ちょくちょく書いていることですが、精神的自立や経済的自立が進んだ人の婚外恋愛(いわゆる不倫)の経験率は非常に高いです。
僕も当事者だったことがあるし、友人関係でもめっちゃ多い。
精神的自立や経済的自立が進んだ人のたどり着く結婚観=結婚2.0が、そもそも婚外恋愛に対して寛容というか、重要な選択肢として捉える傾向があります。
結婚2.0というパートナーシップ観は、「誰もが自分を幸せにする力がある。だから自分を幸せにする責任を放棄しないという、誠実さで生きようよ。」とでもいうものです。
幸せじゃないのに愛し合っているふりをして生きるのって不誠実じゃない?
自分の願いを諦め押し込めて生きるのって、不誠実じゃない?
不倫=道から外れている、っていうなら、その方がよっぽど不倫じゃないの?
そんな不誠実な生き方をやめて、ちゃんと自分を大切にしようよ。
たとえば性的に満たされていないことが不満なら、ちゃんと満たしてあげるよう、自分の意思と責任で動こうよ。
というようなパートナーシップ観、価値観、が結婚2.0です。
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この価値観は現行の民法とは相入れないものがあり、婚外恋愛はペナルティの対象になるため、本質的な議論がなされることも極めて稀だし、夫婦間でしっかり話し合えるチャンスも小さなものになってしまっている。
僕個人はそのことは大変残念なことだと思っています。
僕自身も婚外恋愛の経験を経て桂子さんと結ばれているわけですが、前の妻とも、桂子さんとも、このことをじっくり話し合うのが難しかったのは、今の社会システム・法制度が婚外恋愛を悪としちゃっているから、という要因は大きかった。
もっと善悪(偽の)に縛られずに、当事者や周囲のいろんな人としっかり話し合ってみたかったですね。
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まあでも現行の社会システムがこうであることは、すぐには変わらないのでしょうがない。
その中で、じゃあ、あなたはどうするのか。
それをじっくり見つけるサポートを、婚外恋愛中の方はなんとか得られるといいなあと祈っています。
そして贅沢を言うなら、結婚1.0〜3.0まで含まれた中でサポートが受けられたらいいなと。
結婚3.0になったら、二次元から三次元に変わるみたいに、違ったレベルの道が見えてくるからね。
(写真はある日の夕暮れ時の飛行機)
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