成熟した大人の意識、その神経学的状態
- 二子渉
- 2021年12月19日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年8月27日
今、来てくれているのはGFL中級修了していて、グループコンサルも何クールか受けてくれたことのある、はるちゃん。(すご腕占い師でもある)
僕は元々、子育てを親だけでやるなんて、現代文明社会以外ではあり得なかったことだろうし、いろんな大人に触れながら育つ方がいいでしょって思ってきたのです。
とはいえ、特に小さいうちは誰でもいいわけじゃない。赤ちゃんならなおさら。
成熟した大人の意識を持っている人にこそ、そばにいてほしいと思ってもいました。
子どもにとってもそうなんだけれど。
同時に僕自身は子育て経験は全くないし、赤ちゃんがいる家庭にどっぷりいたこともない(自分が小さい時の弟のこと以外では)。
なので簡単にテンパることが予想できていたし、その時にも、成熟した大人が妻以外にもぜひいてほしいと思ってきました。
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成熟した大人の意識っていうのは、GFLの中で、「防衛的な子どもの意識」とついになって語られる概念です。
僕らは胎児期から6歳くらいまでの間の傷つきによって、「防衛的な子どもの意識」モードに入ることを覚えます。子どもなりの防衛、身を守り、サバイバルするためのモードね。
これがその後も自動でスイッチオンになるようにプログラムされている。
テンパって機能不全になったり、感情的になったり、逆に感情全く無しになったり、コントロールしようとムキになったり、誰かのせいにして批判的になったり、ジャッジメンタルになったり、、、色々ね。これ全部、サバイバルモードの痕跡。
そういうモードが発動すること自体をゼロにするのは、悟った人じゃないと多分無理だけれど、区別がついていること、そして気づいたら大人の意識に戻ろうという意図を持っていることが、あらゆる対人関係と現実創造で根本的な重要性を持っているわけです。
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まあそんなわけで、大人の意識を知っていて、そこに戻ろうという意図を持っているというのが、まずは僕らが目指せるところ。
GFL学んでいくと、それが身についていく。
そういう人たちと過ごしていると、本当に居心地がいい。
意識の話でもあるのだけれど、これは同時に神経システムの話でもあります。
神経レベルで、リラックスして人とつながっているモードというものがあって、これは伝搬する。
その結果、お互いにリラックスしてつながることを助け合うことができるようになるわけ。
あーちゃんにはぜひともそういう空気感の中で過ごしてほしいと思ってきた。
それを可能にしてくれたのがはるちゃんでした。
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その結果、あーちゃんはとっても穏やかに過ごしています。
退院して以来、日に日に桂子ちゃんとのシンクロ率も上がってきて、お腹すいている時以外にはほとんどぐずらなくなってきたし、昨日は深夜の授乳は1回だけで健やかに育ってる。
そしてはるちゃんがいるときの快適さによって証明されたので、桂子さんもこれはいいね、とこれからも人が来てくれることに積極的になれたというわけなの。
僕も毎日こういう試行錯誤していくのがものすごくおもしろい。

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