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二子渉

夫婦でお金についてどう語り合うか

世の中に出回っているパートナーシップとか、結婚とか婚活の本とか、ちょいちょい立ち読みしたり図書館で借りたりして眺めているのです。

そして紹介したいような本は、ほぼないので記事には書いてないんだけれど。いや僕の仕事的には書いたほうがいいのかなあ。。。ははは(笑ってごまかす)

この写真の本も特段紹介したいわけじゃないけど、今手元にある図書館の本。


まあでもこの左の本、「共働きのすごい対話術」っていう本はオンラインサロンで認定講師の牧瀬まいちゃんが語っていて、けっこういいなと僕も思いました。


わりとよく知られたビジネススキルたちを、共働きの夫婦のマネジメントに実際に応用して見せている。

この本の通りに実践できたら、間違い無くすごくいい。


本の中にオリジナルで深い内容は一切ないのですが(失礼)、アサーティブなコミュニケーションの方法とか、PDCAまわしていくとか、仕事の文脈で知ってトレーニングされている人はいっぱいいると思いますし、こうした効果の高いことを取り入れられるならいいに決まってる。


もしあなたのパートナーが仕事できるような人だったら、あなたが取り入れたらけっこういいことだらけじゃないかと思います。向こうの「得意」をうまく活かせるようになる。


***


さてここからが本題なんだけれど、それでも結局、パートナーシップがとても難しくなる部分(そして僕らが最も成長できる部分)は、このようにちゃっちゃと話して済むところではない。


そうじゃなくて、より無自覚な反応パターンだったり、無自覚な思い込み・前提だったりが影響する場面。

GFLではアーリートラウマといって、胎児期から6歳くらいの間に作られるパターンと捉えています。


これがパートナーみたいな親密な関係でこそ刺激される。

そして多くの場合、その傷が噛み合って、お互い刺激しあってすれ違うわけなのです。


お金をめぐる対話でもそのことは顕著に現れます。


無自覚に持っている自分に対する深い無価値観が影響したり、なんでも自分でできることがいいことだ(そうじゃなきゃダメだ)っていう前提を相手に押し付けたり、逆に相手の負担になることがすごく怖かったり、いろんな影響が出てくるわけです。


そのパターンをわかって対処できるだけでも、お金をめぐる対話は大きく前進したりします。



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